お腹の赤ちゃんのためにも

お腹の赤ちゃんの為に葉酸が必要なわけ

あまり聞き馴染みのない栄養素である葉酸ですが、
実は人の身体の中で重要な役割を果たしているのです。

 

例えば葉酸は赤血球を形成する役割を持っているので
不足すると貧血を起こしてしまう可能性があります。

 

その他にも妊婦さんのおなかの中にいる赤ちゃんが正常に発育するために重要な栄養素なのです。
研究から、2008年に厚生労働省が妊娠している女性は積極的に葉酸を摂ることを推奨しています。

 

葉酸と赤ちゃんの関係

葉酸はお腹の中の赤ちゃんの正常な発育を促し病気を予防するなどの役割があり、
不足すると様々な成長のリスクにつながります。

 

その1つが二分脊柱症(にぶんせきちゅうしょう)という症状です。
これは椎弓が先天的に融合不全を起こして脊柱が欠損しているという症状であり、
お腹の中にいる赤ちゃんの1万人に3〜5人がこの症状をもってしまうと言われています。

 

またその他にも脊椎骨が形成不全になってしまう下半身不随や、
胎児の脳が正常に形成されずになくなってしまう症状である無脳症といった症状で現れることがあります。
これらは葉酸が不足したことによって症状が発現するリスクが高まってしまうのです。

 

葉酸の必要性が高まったわけ

日本人は元来葉酸を含んでいる緑黄色野菜を多くとる食生活をしてきましたが、
現代の食生活が欧米型へと移行して、段々と緑黄色野菜を食べる機会が減ってきてしまいました。
それに伴って葉酸の摂取量も減り、現在日本で二分脊柱症の発生率が上がってきているようです。

 

現在一日に必要だといわれる葉酸の摂取量が0.4mgに引き上げられていますが、
妊娠の可能性があり、妊娠を希望している女性は意識して葉酸を摂るようにしましょう。